つばさの軌跡

京大卒。新卒の2018年春、鳥取県智頭町に移住し、社員2名の林業会社に就職。林業家を志す。働くこと、食べること、寝ること、話すこと、住むこと...。自分の人生の時間を分けることなく、暮らしの所作、その一つ一つに丁寧に向き合って、精一杯生き抜くことが目標。

【News】僕の本棚公開サイトをつくりました!
本棚は、僕の世界観を映す鏡。
ブログに関連する本もたくさん公開しています。
ぜひ一度のぞいてみてください。(↓)

人生を変える出逢いを。『The Life Book』



いま、この時代に、林業をするということ。

林業。 それは、どんな仕事にもない特異な性質を持つ。 仕事のサイクルが、ものすごく長いことだ。 木は植えてから、50年で伐る時期を迎える。 それまで何をするかというと、 下草を刈ったり、枝打ちをしたり、間伐をする。 それを数十年経て、ようやく木の…

ヒエラルキーで苦しんだ僕は、ヒエラルキーの上を目指すのでなく、その外に脱出したい。

中学校、あるいは高校時代。 いつも、なんだか生きづらかった気がする。 特段、いじめられていたわけでもないし、 友だちと遊びに行くこともあった。 だから、直接的に苦しかったわけでもない。 だけど、いつも何かが、自分を縛っていた。 あるいは、何かで…

本屋の構想ーーー「儲かるからやること」は、誰かがすでにやっているんだ。でも、それだけじゃつまらないじゃん。

本屋を開く。 最近、時間を割いていること。 だけど、実際は「本屋」からイメージできるほど、 大きなものじゃなくて、 借家の縁側を少し拡張して、 四畳半のスペースに本を並べて、 「本屋」と名付けようと思ってる。 組織に属して、林業に携わるから、 本…

「消費」の楽しみ、「生産」の愉しみ

鳥取県智頭町へ引っ越してきて3ヶ月ほど。 いろいろつくってみた。 味噌、ハーブ畑、梅シロップ、 洗濯物干し場、生ゴミコンポスト、 木のしゃもじ、木の栞、木のブックスタンド、木の小鉢。 いまは畑にいろいろ植え付け中。 洗濯物干し場。伐ってきた竹と紐…

行動に「勇気」は必要ない

今回のテーマは、ここから引用しました。 他にも「なるほど」と感じる視点がたくさん。 興味ある方はぜひ。 筆者・キングコング西野さんはこう述べる。 行動することに、勇気は必要ない。 子供の頃に一人で乗れなかった電車に、今、あなたが一人で乗れるよう…

「圧倒的成長」って言われると、焦るんです。

以前、「成長」について書きました。 林業を始めて、感じたこと。 今回はその続き。 tsubasakato.hatenablog.com 前回は「身の丈にあった成長」を心がけないと、 林業では事故につながるよ。みたいなことを書きました。 でも、それだけじゃない気もしていま…

身の丈にあった成長

仕事が始まりました。 ただ「林業」と言っても、 いろんな工程があります。 「木を伐って、運ぶ」 言ってしまえば、それだけなのですが、 それには、 ・山主との交渉(木は、他人の資産) ・作業道づくり(運搬用の機械が山の中に入れないと運べない) ・伐…

The Life Book第2弾:『田舎のパン屋が見つけた「腐る経済」』

【「働く」を考える、すべての人へ】 https://tsubasakato.amebaownd.com/posts/3948958 僕の仕事する上での指針が、ここにあります。 僕が暮らす上での指針が、ここにあります。 鳥取県智頭町。僕がいま、暮らす町。 そこにあるお店 タルマーリー の物語で…

やりたいことが見つからない人へ。

・就活に違和感を覚える人へ ・都会での生活に疲れた人へ ・やりたいことが見つからない人へ ・生きている実感が湧かない人へ 僭越ながら、僕の就活記を。(長い) 僕の人生が、一番変わった瞬間です。 tsubasakato.amebaownd.com 久しく、筆が走る日。 --- …

「The Life Book」第一弾:『都市と地方をかきまぜる』

人生を創る、本との出逢い「The Life Book」 第一弾を更新しました。 tsubasakato.amebaownd.com 「最高の一冊を選ぶなら、どの本か」と聞かれたら、 僕はこの本を選びます。 僕の思考の源泉は、ここから来ていて、 僕が林業の道を志したのは、この著者に出…

本は視点、本棚は世界観 【新規事業、始めます】

新規事業ってほどの規模じゃないかもだけど。新たな挑戦を。 「シェア本棚」事業、始めます。 そのために、ついに個人サイトを立ち上げました。 https://tsubasakato.amebaownd.com/ シェア本棚に懸ける想い 「本は視点、本棚は世界観」 同じ本を読んでも、…

職業の選択肢ではなく、生き方の選択肢を増やす

「勉強を頑張るのは、将来の選択肢が増えるから」 というのは、事実ではあるのだけれど、 その「将来」の方向性は何となく似ている気がする。 大学3年の夏、僕も就職活動を始めたときは、 就活サイトでベンチャーや中小企業、大企業の インターンシップや会…

変革を起こす「越境者」であれ

10日間、京都で山籠りしていたので、 2週間も前になってしまったけれど。 地元・長野市の地域づくりのイベントに、 スピーカーとして話をさせてもらいました。 人前では緊張してどもってしまうので苦手で、 準備を先延ばしにしてしまうことが多いけれど、 今…

青森県六ヶ所村へ

青森県六ヶ所村へ行ってきました。 普通の人はどれぐらい知っているんだろう。 僕は恥ずかしながら、東北へ来るまで 六ヶ所村に何があるのか詳しく答えられませんでした。 今回行ったのも、車で1時間ぐらいぐるぐる回っただけ。 前後に時間がなくて、そうな…

どうすれば「持続可能」になるか。

前回に続き、僕のいま考えること第2弾。卒業論文から引っ張ってきました。 前回の記事は以下をご覧ください。 tsubasakato.hatenablog.com ○二つの世界に生きる それから世の中には二つの世界があることに気付いた。 一つはモノとお金がぐるぐる回る、人間が…

私は生きていけない 〜初の船上日誌〜

2016年4月某日、山形県鼠ヶ関沖の船に私はいた。 長野県で生まれ育った私は漁船など乗ったことはなく、人生初の経験であった。 深夜出航した船は波に揺れながら暗闇を進む。 海の上にいる。 その感覚に深い感慨を覚えていたが、 30分と経たずにそんなものは…

「暮らし」に向き合う一年を。

2018年、年明け。 とにかく無事に、新年を迎えられたことに感謝です。 2018年に向けて。 「暮らし」というものを、丁寧に、深く、実践してみたいと思っています。 どういうことかっていうと。 「暮らし」は「暗し」と聞いたことがあります。 日が暮れるとい…

結局、助けてくれるのは。

どうしようもなく、ふわふわする日々。 ふわふわってのは、 浮遊感で、 地に足がついていない感覚で、 自分という存在が現実から浮いている感覚。 現実味がない。 現実味がないと、感情がない。 感情がないと、関係がない。 関係がないと、感情がない。 そん…

「当たり前じゃない」ことを、自覚する

09.11〜09.19 岡山県は高梁市・吹屋。 「村・留学」に参加してきました。 かつて、ベンガラ(酸化鉄)で栄えた町・吹屋。ベンガラ色の町並に、タイムスリップした感覚を覚える。 1年半前にも、京都・久多で参加してきたプログラム。 そのときも、人生で大切…

「自然」と「人工」の境界線

「自然」ってなんだろう。 農業や林業に興味を持ち始めて、ずっと気になっていることでした。 どちらも自然と近い場所で暮らすと言うけれど、 実際に「自然」が何を指すのかわからない。 イメージでは、森や、田んぼや、渓流だけれど、 人工林もあるし、田ん…

僕の好きなアーティスト【高橋優】

「高橋優」 好きなアーティストを聞かれたら、迷わずそう答えます。 この方の歌で、僕は一回救われたので、紹介したいです。 もうメジャーになったと思うけれど。 ピンと来ない方は、ダイハツのCMなら聞いたことあるでしょうか。 ダイハツ cm ポスト 篇 山﨑…

「地方」イメージで語らない。自分の目で見て、頭で考える。

前回のブログで、就活で思ったこととともに、 「地方」に興味を持った経緯を書きました(↓) tsubasakato.hatenablog.com 「地方」というイメージに惹かれてはいないか でも、いろんな人に会っていると、よく聞かれるのが、 「なんで地方に興味があるの?」…

就活をしていて思ったこと。

大学3回生の夏。 企業のサマーインターンに参加していた。 「就活」初めの一歩。 このときは、「働く」ことを自分でイメージできるようになりたくて、 あとは自分の役割が明確に分かる規模で働きたくて、 ベンチャー企業のインターンを探していた。 でも、秋…

日本の限界集落が、世界の最先端

大学入学当初は、海外に興味がありました。 自分の知らない世界、ニュースや本で見る異文化。 それを、自分の目で見てみたいと思っていました。 それから3年間、興味の赴くままに、財布の許すままに、 自分なりに海外へ足を運びました。 それはすごく良い経…

「ありのままでいい」なんて、簡単に言わないで

「ありのままでいいよ」 この言葉を、多くの人が聞いたことがあるのではないだろうか。 アナ雪で、すごく広まったとも思う。 悩んでいる人に対して、「ありのままのあなたが素敵」と声を掛ける。 変わりたいけど、変われない。 いくら変わろうと努力しても、…

新しく始めたことを、続けるためには!

新しいこと、始めよう! と、心に決めたこと、誰でもあるでしょう。 決めたときは、すごく興奮してるのだけれども。 僕も、たくさんあります。 プログラミング、デザインの勉強、教員免許、日記。。。 まだまだいっぱいある気がします。 思い出しきれないく…

「人見知り」という予防線

僕は、初対面が苦手だ。 初めて誰かと会う前は、気が散って、集中できなくなる。 ひどいときは、腹を壊す。 自分がどう思われるかとか、 話が途切れたらどうしようとか、 おもしろくないって思われたくないとか。 そんなことを考えて、2年前まで、 初対面の…

「できること」をひとつずつ増やす

僕はまだ、何もできないのだと思う。 いや、正確には、何も提供できないのだと思う。 バイトやインターンで、 「あなたは何ができますか」という質問に、 答えられるひとはどれぐらいいるだろうか。 僕は、胸を張って答えられた試しがない。 なぜなら、この…

百点の空想よりも、十点の実物を

久しぶりに、本を読んで。 ※多少ネタバレあります。 何者 (新潮文庫) 「就活」がテーマだったけれど、 そこから広がって「大人になる」ことを、 改めて考えさせてくれた本です。 おもしろかった。 6人の大学3年生の夏から、 物語は就活を軸に展開していきま…

まず僕らは「理想のコミュニティ」を、捨てる必要があるかもしれない

最近、「人との繋がり」とか、 「コミュニティ」とかいう言葉を使わないようにしています。 人がどんどん、個人に、孤独になっていく一方で、 「人との繋がりが大事」だとか、 「コミュニティを取り戻そう」とか、 そういう方向も生まれてきているのだと思い…