つばさの軌跡

京大卒。新卒の2018年春、鳥取県智頭町に移住し、社員2名の林業会社に就職。林業家を志す。働くこと、食べること、寝ること、話すこと、住むこと...。自分の人生の時間を分けることなく、暮らしの所作、その一つ一つに丁寧に向き合って、精一杯生き抜くことが目標。

生きること

自分の行動を、ボケとツッコミでわけてみる

今年の春から、通信制の大学に入った。 これはボケてるなぁと思う。 本屋を始めて、自分の本棚を人に見せるようになった。 これもボケてるなぁと思う。 一方で、本棚を見せながら、人の反応をうかがう。 これはツッコミだなぁと思う。 あるいは、ブログを書…

暮らしを「エンタメ」に、変えていく。

世は、共感の時代。 モノに溢れ、サービスが充実し、 お金によって価格づけされた対価を支払えば、 生活には支障がない。 そのなかで見直されるのが、 「心」の領域。 お金を払っても、 手に得難いものが、 相対的に価値が上がっていくのは、 確かにそうだろ…

誰かを助けるために、まず自分の足で立とう。ずっとじゃなくていいから。

あまり感情を表に出すタイプではないけれど、 「人」というのが、結構好きで、 特に、いままで僕と出会い、 関わった友人、先輩、後輩、みんな、 少しでも明るく生きていてほしいなと思うし、 逆に、ネガティブになったり、 悪いことが続いて、 どうしようも…

2019年の抱負に代えて。

遅ればせながら、 明けましておめでとうございます。 2019年。 どんな一年にしたいかなぁと、 2018年を振り返りながら、 考えていました。 ちなみに、 去年は「暮らしに向き合う」でした。 tsubasakato.hatenablog.com 2018年 「晴れ」舞台を憧れ続けるので…

「効率化」を、ちゃんと考えるということ

鳥取県智頭町へ、越してきてから早9ヶ月ほど。 なんとか食らいついてゆく日々であります。 のんびりと田舎暮らしを満喫しているかと言われれば、決してそうでもなくて、 特に僕は「暮らしづくり」を大きなテーマに、過ごしていきたいと思って、ここに住み始…

「弱さへの共感」が生む「被害者」意識 / 新たな「原体験」を積み重ねること

熱量のある人に、憧れていた。 いきいきと、人生を楽しんでいるように見えた。 いつも明るい人が、羨ましかった。 その人がいるだけで、雰囲気が明るくなる。 なんて素敵な影響力を持った人だろうかと感じた。 僕もそんな人になりたいと願ったけれど、 なか…

ヒエラルキーで苦しんだ僕は、ヒエラルキーの上を目指すのでなく、その外に脱出したい。

中学校、あるいは高校時代。 いつも、なんだか生きづらかった気がする。 特段、いじめられていたわけでもないし、 友だちと遊びに行くこともあった。 だから、直接的に苦しかったわけでもない。 だけど、いつも何かが、自分を縛っていた。 あるいは、何かで…

本屋の構想ーーー「儲かるからやること」は、誰かがすでにやっているんだ。でも、それだけじゃつまらないじゃん。

本屋を開く。 最近、時間を割いていること。 だけど、実際は「本屋」からイメージできるほど、 大きなものじゃなくて、 借家の縁側を少し拡張して、 四畳半のスペースに本を並べて、 「本屋」と名付けようと思ってる。 組織に属して、林業に携わるから、 本…

「消費」の楽しみ、「生産」の愉しみ

鳥取県智頭町へ引っ越してきて3ヶ月ほど。 いろいろつくってみた。 味噌、ハーブ畑、梅シロップ、 洗濯物干し場、生ゴミコンポスト、 木のしゃもじ、木の栞、木のブックスタンド、木の小鉢。 いまは畑にいろいろ植え付け中。 洗濯物干し場。伐ってきた竹と紐…

職業の選択肢ではなく、生き方の選択肢を増やす

「勉強を頑張るのは、将来の選択肢が増えるから」 というのは、事実ではあるのだけれど、 その「将来」の方向性は何となく似ている気がする。 大学3年の夏、僕も就職活動を始めたときは、 就活サイトでベンチャーや中小企業、大企業の インターンシップや会…

変革を起こす「越境者」であれ

10日間、京都で山籠りしていたので、 2週間も前になってしまったけれど。 地元・長野市の地域づくりのイベントに、 スピーカーとして話をさせてもらいました。 人前では緊張してどもってしまうので苦手で、 準備を先延ばしにしてしまうことが多いけれど、 今…

私は生きていけない 〜初の船上日誌〜

2016年4月某日、山形県鼠ヶ関沖の船に私はいた。 長野県で生まれ育った私は漁船など乗ったことはなく、人生初の経験であった。 深夜出航した船は波に揺れながら暗闇を進む。 海の上にいる。 その感覚に深い感慨を覚えていたが、 30分と経たずにそんなものは…

「暮らし」に向き合う一年を。

2018年、年明け。 とにかく無事に、新年を迎えられたことに感謝です。 2018年に向けて。 「暮らし」というものを、丁寧に、深く、実践してみたいと思っています。 どういうことかっていうと。 「暮らし」は「暗し」と聞いたことがあります。 日が暮れるとい…

結局、助けてくれるのは。

どうしようもなく、ふわふわする日々。 ふわふわってのは、 浮遊感で、 地に足がついていない感覚で、 自分という存在が現実から浮いている感覚。 現実味がない。 現実味がないと、感情がない。 感情がないと、関係がない。 関係がないと、感情がない。 そん…

「当たり前じゃない」ことを、自覚する

09.11〜09.19 岡山県は高梁市・吹屋。 「村・留学」に参加してきました。 かつて、ベンガラ(酸化鉄)で栄えた町・吹屋。ベンガラ色の町並に、タイムスリップした感覚を覚える。 1年半前にも、京都・久多で参加してきたプログラム。 そのときも、人生で大切…

「自然」と「人工」の境界線

「自然」ってなんだろう。 農業や林業に興味を持ち始めて、ずっと気になっていることでした。 どちらも自然と近い場所で暮らすと言うけれど、 実際に「自然」が何を指すのかわからない。 イメージでは、森や、田んぼや、渓流だけれど、 人工林もあるし、田ん…

新しく始めたことを、続けるためには!

新しいこと、始めよう! と、心に決めたこと、誰でもあるでしょう。 決めたときは、すごく興奮してるのだけれども。 僕も、たくさんあります。 プログラミング、デザインの勉強、教員免許、日記。。。 まだまだいっぱいある気がします。 思い出しきれないく…

僕の憧れるひと:山地酪農家・中洞正さん

経済合理性よりも、大切なことがある。 そう、信じています。 「お金がなきゃ、続かない」 「守るものがないから、そんなことが言える」 「夢だけじゃ食っていけない」 そんなことは、知っている。 二兎を追うことは、一兎を追うよりも難しい。 もう、言われ…

原動力は、「出会い」と「感謝」

「行動力あるね」と言われることがあります。 僕のなかでは、まだまだ足りないのですが。 でも、いままでと比べたら、自分で動く頻度は増えたなぁと思います。 僕は、もともと、初めて誰かに会うのが好きじゃないというか、 知らない人との出会いにわくわく…

40歳になったとき、何を語れる大人でいたいですか

つばさです。 いろいろ書いてますが、 僕は、「将来こうなりたい!」っていうのがあまりない人です。 いま、自分の心惹かれるものに、引っ張られていこうと思っています。 けれど、自分がこれから何十年も働いたとき、 もっともっと大人になったとき、 どん…

自分らしく生きずになにかを残したとしても、僕は満足できないと思う

前回、「自分らしく生きる覚悟」について書きました(↓) tsubasakato.hatenablog.com 今回は、その続き。 いつかは死ぬのに、なぜ生きるのか。 自分が死んでも、世界は変わらずに続くだろうに。 なぜこんなにも頑張るのか。 それは、多くのひとは、何かを残…

自分らしく生きる覚悟

「覚悟を持て」 僕と同世代のみんな。よく言われないでしょうか。 僕も、よく言われます。 この前、京都の久多という、いわゆる「限界集落」で、修行してきました。 ここで農業、狩猟、民宿など、いろいろやられている方のもとへ。 宿泊 - 蕎麦打ち おくで …

生きる「意味」とはなにか。「意味」の意味とはなにか。

とても心に残っている話があります。 一度しかお会いしたことないし、軽くお話を伺っただけ。 けれど、そのなかでお聞きした話は、なぜか僕の基盤をつくってる。 京都にある「サムライカフェ&バー 士心」のオーナー、浜村さんから伺った話。 それを僕なりの…

「勉強しかしてこなかった」という人には、これを見てほしい【「逆学歴コンプレックス」なるもの②】

前回の【「逆学歴コンプレックス」なるもの】(↓)の続きです。 tsubasakato.hatenablog.com 「勉強しかしてこなかった」という人へ。 とにかく、この動画を見てほしいです。 いや、実際は、みんなに見てほしいんです。 この方の言ってることは、あたたかく…

僕は世界を変えたいんじゃない。世界を変える過程で、自分を変えたいんだ。

こんにちは。つばさです。 自分のやりたいことを見つめ直す、この頃。 半年前の気づきを、改めて振り返り。 東北でのインターンが、半年ほど終わった頃に書いたこと。 これは、みんな共感してくれるのか。それとも人によって違うのか。 一人一人聞いてみたい…