つばさの軌跡

京大卒。新卒の2018年春、鳥取県智頭町に移住し、社員2名の林業会社に就職。林業家を志す。働くこと、食べること、寝ること、話すこと、住むこと...。自分の人生の時間を分けることなく、暮らしの所作、その一つ一つに丁寧に向き合って、精一杯生き抜くことが目標。

社会

自分の行動を、ボケとツッコミでわけてみる

今年の春から、通信制の大学に入った。 これはボケてるなぁと思う。 本屋を始めて、自分の本棚を人に見せるようになった。 これもボケてるなぁと思う。 一方で、本棚を見せながら、人の反応をうかがう。 これはツッコミだなぁと思う。 あるいは、ブログを書…

いま、この時代に、林業をするということ。

林業。 それは、どんな仕事にもない特異な性質を持つ。 仕事のサイクルが、ものすごく長いことだ。 木は植えてから、50年で伐る時期を迎える。 それまで何をするかというと、 下草を刈ったり、枝打ちをしたり、間伐をする。 それを数十年経て、ようやく木の…

ヒエラルキーで苦しんだ僕は、ヒエラルキーの上を目指すのでなく、その外に脱出したい。

中学校、あるいは高校時代。 いつも、なんだか生きづらかった気がする。 特段、いじめられていたわけでもないし、 友だちと遊びに行くこともあった。 だから、直接的に苦しかったわけでもない。 だけど、いつも何かが、自分を縛っていた。 あるいは、何かで…

青森県六ヶ所村へ

青森県六ヶ所村へ行ってきました。 普通の人はどれぐらい知っているんだろう。 僕は恥ずかしながら、東北へ来るまで 六ヶ所村に何があるのか詳しく答えられませんでした。 今回行ったのも、車で1時間ぐらいぐるぐる回っただけ。 前後に時間がなくて、そうな…

どうすれば「持続可能」になるか。

前回に続き、僕のいま考えること第2弾。卒業論文から引っ張ってきました。 前回の記事は以下をご覧ください。 tsubasakato.hatenablog.com ○二つの世界に生きる それから世の中には二つの世界があることに気付いた。 一つはモノとお金がぐるぐる回る、人間が…

日本の限界集落が、世界の最先端

大学入学当初は、海外に興味がありました。 自分の知らない世界、ニュースや本で見る異文化。 それを、自分の目で見てみたいと思っていました。 それから3年間、興味の赴くままに、財布の許すままに、 自分なりに海外へ足を運びました。 それはすごく良い経…

まず僕らは「理想のコミュニティ」を、捨てる必要があるかもしれない

最近、「人との繋がり」とか、 「コミュニティ」とかいう言葉を使わないようにしています。 人がどんどん、個人に、孤独になっていく一方で、 「人との繋がりが大事」だとか、 「コミュニティを取り戻そう」とか、 そういう方向も生まれてきているのだと思い…

「消費」しても、消えない

山口県は祝島という離島へ行ってきました。 港からフェリーで1時間半。 人口400人ほどが島の一角に住み、 海藻茂るきれいな海と、びわの多い森に囲まれる。 透き通る海。左上の茶色いのは、島をぐるりと囲むひじき。 そこかしこに、びわのなる木。 4泊5日。…

自由でいるためには、他人といっしょにいないとだめなんじゃないか

読了しました。 「クルミドコーヒー」影山知明さんのご著書。 ゆっくり、いそげ ~カフェからはじめる人を手段化しない経済~ 前回、内容の紹介をできなかったので、今回は一番学びになったことを含めて。 tsubasakato.hatenablog.com 読んでておもしろいと思…

日本は多様化してるのか? 「就活」という言葉の狭さ

昨日の「多様性」「画一性」の話に関連して。 これだけ個人主義・自由主義の国になって、 「これからは一つの企業に一生いるのは当たり前じゃない」 「もっと個性、個人のスキルを伸ばさないとダメだ」 と、言われ続けました(と、僕は感じているのですが)…

グローバル化は、多様化か、それとも画一化か。

こんにちは、つばさです。 今回は、「グローバル化」について。 これは自分のなかで、ふわっとした考えなので、 みなさんの考えとか、参考になる本とか、ぜひ教えてください。 「グローバル化」のイメージって、どうですか? 僕は、「グローバル化」って、多…