つばさの軌跡

京大卒。新卒の2018年春、鳥取県智頭町に移住し、社員2名の林業会社に就職。林業家を志す。働くこと、食べること、寝ること、話すこと、住むこと...。自分の人生の時間を分けることなく、暮らしの所作、その一つ一つに丁寧に向き合って、精一杯生き抜くことが目標。

40歳になったとき、何を語れる大人でいたいですか

つばさです。

 

いろいろ書いてますが、

僕は、「将来こうなりたい!」っていうのがあまりない人です。

いま、自分の心惹かれるものに、引っ張られていこうと思っています。

 

けれど、自分がこれから何十年も働いたとき、

もっともっと大人になったとき、

どんな姿でいたいかは、ふんわりと考えています。

 

紡ぐ言葉、繋ぐ意思

ネットやら、テレビやらを見ていると、

いろんなことを語る人がいます。

 

政治を語るひともいます。

マーケットを語るひともいます。

組織を語るひともいます。

 

あるいは、

海外を語るひともいます。

貧困を語るひともいます。

幸せを語るひともいます。

 

はたまた、

農業を語るひともいます。

海を語るひともいます。

牛を語るひともいます。

 

それぞれが、それぞれの経験から、それぞれの分野を語ります。

語ることは、伝えること。

伝えることは、継承すること。

 

いずれ死ぬ僕らの限られた人生のなかで、

100年に満たない限られた時間のなかで、

限られた経験と、

限られた思考から、

限られた言葉を紡ぎ出します。

 

紡がれた言葉によって、次の世代へ伝えられ、次の時代へ継承されます。

 

 

あなたは、いま、何を伝えますか。

あなたは、将来、何を伝えたいですか。

 

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僕は、なにを伝える人になろうか。

 

僕は、いま、「生きること」を伝えたいです。

僕は、将来、「自然の営み」を伝えたいです。

 

僕は、真っ先に、ビジネスを語るひとでありたくない。

利益とか、成長とか、キャリアとか。

僕にとって、そこは一番大事なことではなく、

ひとが暮らすこと、食べること、寝ること、話すこと、働くこと。

ひとが生きること、そのすべてが、森や海や、動物や植物や、微生物や細菌や。

そんな数え切れないほどのものに支えられ、僕らはこの地球で生きている。

僕らは、ひとりで生きていない。

僕らは、自然と共に生きている。

 

そんな話を、40歳になったとき、語れる大人になりたいなと思います。

そう思って、いま、心のままに動いています。

 

みなさんは、何を語れる大人になりたいですか。

 

 

つばさ