僕の好きなアーティスト【高橋優】
「高橋優」
好きなアーティストを聞かれたら、迷わずそう答えます。
この方の歌で、僕は一回救われたので、紹介したいです。
もうメジャーになったと思うけれど。
ピンと来ない方は、ダイハツのCMなら聞いたことあるでしょうか。
この方です。
僕が初めて知ったのは。遅いんですよね。去年の秋頃。
先のCMでは聞いたことはあったけれど、それ以外は恥ずかしながら知らなくて。
そのときは、休学してインターンをしていて、毎日仕事ばかりすることが多くて。
それから、都内で小さいながらも、自分ひとりで企画から準備、当日運営まで、
全部を取りまとめるイベントの1週間前ぐらいで。
集客も大変だし、打ち合わせも思うように進まないし、
日中ずっと仕事して、夜も帰って家でカタカタと広報を続けてたんです。
泣き言を言うようだけれど、プレッシャーでずっと心が休まらなくて、
全部投げ出してやめたいなと、ふと心の中に浮かんできてしまって。
それを、一生懸命かき消しながら、手を動かす日が続いていて。
夜、家でも疲れてきっていたけれど、どうにか進めなきゃいけなくて、
眠気覚ましに、テレビをつけてみたんです。
そこでたまたま見たのが、「A-studio」で高橋優さんが出演していた回。
番組も終盤で、トークの後に歌を歌うということで、
聞こえてきたのが、『BEAUTIFUL』でした。
ひとりで見てて、心に染みてきて、泣きそうになった。
もう、画面から張りつくように聴き入り、
聴き終わったら、Youtubeを開いて、同じ曲を探し始めた。
今にも泣き出しそうな心が、聞いているうちに静まってきて。
まるで、あたたかい何かが、心を傷ごと包んでくれる気がした。
それから、自然と「あと少しだけ、やりきろう」と感じた。
この歌があったから、イベントもやりきることができたと思う。
誰かの歌で、ここまで感動することはなかった。
誰かの歌で、ここまで力をもらうことはなかった。
まっすぐな言葉を、まっすぐな心で歌う
ここから、高橋優さんを知って、ずっと聞くようになった。
この方のプロフィールや、性格はほとんど知らないのだけれど。
(あまりアーティストの方の生い立ちは、知りたくない方なようで)
けれど、歌を聞いてて感じるのは、
「この人は、みんなが笑うような綺麗事も、笑われると知りながら信じていて、
同じように笑われて傷つく人を勇気づけようとする心の優しい人なんだろうな」
ということ。
「明日はきっといい日になる」とか
「この世界の共通言語は英語じゃなくて笑顔だと思う」とか
「君は美しい」とか。
すごくまっすぐで、すごく簡単で、
心がこもっていないと、他人事のように聞こえてしまう、紙一重の言葉を、
その言葉の通り、まっすぐに、相手の心に向き合って歌うんだなあと。
だからこそ、まっすぐな言葉が、まっすぐ心に届くんだと思います。
この、まっすぐさが、僕は好きです。
せっかくなので、僕の気に入った歌、3つを。
よければ、聞いてみてください。きっと心があたたかくなります。
「憎しみが入る隙もないくらい笑い声が響く世界ならいいのに」
「ここまで来れたことが素晴らしいよ」「君は美しい」
高橋優初監督MV作品「明日はきっといい日になる」オモクリ監督エディットバージョン(Short size)
「思い通りの人生じゃないとしてもそれも幸せと選ぶことはできる」
みなさんの好きなアーティストは、誰ですか?
つばさ