つばさの軌跡

京大卒。新卒の2018年春、鳥取県智頭町に移住し、社員2名の林業会社に就職。林業家を志す。働くこと、食べること、寝ること、話すこと、住むこと...。自分の人生の時間を分けることなく、暮らしの所作、その一つ一つに丁寧に向き合って、精一杯生き抜くことが目標。

結局、助けてくれるのは。

 

どうしようもなく、ふわふわする日々。

 

ふわふわってのは、

浮遊感で、

地に足がついていない感覚で、

自分という存在が現実から浮いている感覚。

 

現実味がない。

現実味がないと、感情がない。

感情がないと、関係がない。

関係がないと、感情がない。

そんな循環の環にあって。

 

感情に溢れ、さらなる関係を求めていたとき。

関係に溢れ、さらなる感情を求めていたとき。

そんな循環の環にいたときは、

一体、僕はどうやって動いていたのかなぁと思う。

 

tsubasakato.hatenablog.com

 

見返してみれば、繋がりたいと思っていたけれど、

いまはそんな繋がりも面倒で、

楽しさも寂しさも、自分から持とうと思えなくて。

 

一時では求め、一時では遠ざける。

そんな矛盾が、ひたすらに嫌になる。

 

誰かと会えば、少しずつ変わるんだろうけれど、

一度そうなってしまったら、

誰かと会おうとも思えなくなってしまうんだなぁ。

 

そんな、どうしようもない日々。

 

 

 

 

 

ブログを書こうと思えたのは、また、憧れに出逢えたから。

こんな風に、また人と話したいなって。

 

矛盾と、葛藤と、すれ違いと、優しさと、傷つきと、勇気と。

そんな人と人の感情が描かれる物語が好きなのだけれど、

それは、「あぁ、やっぱりいいなぁ」って、

心から素直に思える出逢いがあるから。

 

 

有川浩さんの『レインツリーの国』

どうしようもなくなってる僕に、

少しだけ、どうにかしようって、思わせてくれる。

いまの僕に、灯りをくれる物語でした。

 

 

就職も決まって、社会人になる直前で、

もっと強くならなきゃと思っていて、

こんなことを書いていいのかなぁとも思うし、

少し前は、偉そうなことばかり書いてながら、

今度は、自分がうまくいかなくなっていて。

 

でも、いま、この自分が偽りのない自分で、

いまの世の中、「ちゃんとしなきゃ」ってことが多すぎて、

弱音なんて、簡単に言える世の中じゃなくて、

まあ、もちろん、責任を持って働いている身で、

簡単に弱音なんて言えるはずもないのだけれど、

でも、それが強すぎて、

一人ぼっちになっちゃう人もいるのかなぁって思うから、

いまの感情は、誰か、そんな人に届いてほしいな。

と、思って書き留めようかなって。

 

反省して、

今度は、落ち込みすぎてしまう前に、

どうにかできる自分でありたいなって思います。

 

さて、また、これから一歩一歩ずつ、

弱い自分に負けない自分に。

自分の選択に、自分の行動に、

責任を持てる、強い自分に。

 

つばさ