つばさの軌跡

京大卒。新卒の2018年春、鳥取県智頭町に移住し、社員2名の林業会社に就職。林業家を志す。働くこと、食べること、寝ること、話すこと、住むこと...。自分の人生の時間を分けることなく、暮らしの所作、その一つ一つに丁寧に向き合って、精一杯生き抜くことが目標。

The Life Book第2弾:『田舎のパン屋が見つけた「腐る経済」』

【「働く」を考える、すべての人へ】

 

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僕の仕事する上での指針が、ここにあります。

僕が暮らす上での指針が、ここにあります。

鳥取県智頭町。僕がいま、暮らす町。

そこにあるお店 タルマーリー の物語です。

 

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●「小さくてもほんとうのこと」

 

本のなかで、一番心に残る言葉です。

「ほんとうのこと」とは、自分が正しいと思えること。

著者・格さんは、それを大事に生きてこられた方。

それを形にして、実現してこられた方。

けれど、そこにはたくさんの苦労があると本を読めばわかります。

でもだからこそ、憧れをもって、

僕もこうやって人生を歩んでいきたいと、切に思います。

林業」という分野は違うけれど、

同じ心持ちで、「自分が正しいと思えること」を、

大切に、生きていきたいです。

 

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●「ご縁」をつくってくださったお店

 

「なぜ、智頭へ来たの?」とよく言われます。

1年前は、縁もゆかりもなかった場所。

それはご縁としか、言いようがないのだけれど、

その「ご縁」を創ってくださったのが、

このお店、タルマーリー。

 

ちょうど1年前ぐらいに、

この本を読んで、

とにかくお会いしたくなって、

都合の合ったイベントに飛び込んでいった。

そこで初めて、智頭町を訪れた。

始まりは、ここだった。

 

イベント終わった後に、

お話しさせていただいて、

林業したいんです」と伝えてみたら、

「智頭にもいるよ」と、林業家の方を

紹介して、つなげてくださった。

初対面の、よく分からない、線の細い大学生に。

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そのときいただいたご夫婦のサイン。二人いないと完成しないのが素敵。

 

それがきっかけで、

去年に何度か智頭を訪れ、

いま、僕はそこで暮らし始めている。

そのとき紹介していただいた方のもとで。

 

林業したい」と伝えても、

大抵は、まず信じてもらえませんでした。

言葉に出さずとも、「本気?」と問われます。

まあ、当たり前だと思うのですが。

だけれど、ここでは、そんなことはなくて、

言ったことを、そのまま受け入れてくださった。

それが、本当に、嬉しくて、

そのおかげで、僕はいま、ここにいることができて、

そのことへの「ありがとう」の気持ちは、

忘れずに、生きていきたいなと思います。

 

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将来「働く」ことを考える就活生。

いま「働く」を考え直している何年目かの社会人の方。

よかったら、読んでみてください。

 

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