本屋の構想ーーー「儲かるからやること」は、誰かがすでにやっているんだ。でも、それだけじゃつまらないじゃん。
本屋を開く。
最近、時間を割いていること。
だけど、実際は「本屋」からイメージできるほど、
大きなものじゃなくて、
借家の縁側を少し拡張して、
四畳半のスペースに本を並べて、
「本屋」と名付けようと思ってる。
組織に属して、林業に携わるから、
本屋に立っている時間も少ない。
けれど、本を選んでいるとき、
店員がいると本に集中できない僕としては、
「そもそも本屋に店主っている?」
と感じているので、
無人本屋にでもしようと思っている。
(特に小さな本屋で、店主からずっと見守られていると、
何か会話しなきゃいけない気がしてくるし、
恥ずかしくて同じとこをずっとぐるぐるできないし、
ということが気になってしまう人間なので、
本屋を開くと言いながら、
僕自身は、あんまり小さな本屋に行かない笑。
ブックオフや新刊書店のほうが好きだ)
店主の意味は、「選本」。
それがほとんどだと思う。
けれど、そういう人ばかりでなく、
本屋で、店主と本に関係あること、ないことを話しながら、
本を見るのが好きな人もいるだろうから、
そういう人には、事前に連絡をしてもらうとか。
そんなことを考えている。
とか言いながら、
実際に店にまで来る人はいると思っていないから、
ときどき土日にマルシェとかで出店できたら
たのしいだろうなぁと。
僕の中でも想像ができるから、
そっちの方が最初はメインになると思っている。
「縁側本屋」みたいなの、いいな。
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「本屋」という店を持とうと考えたとき、
「どう回していくか」という収益性をやっぱり考えたけれど、
現時点で、本屋単体で収益を上げることは
ほとんど考えていない。
それよりも、自分のやりたいことに、挑戦してみたい。
「お金よりも~」みたいな話をすると、
「現実はそんなに甘くない」
「お金がなきゃ、やってけない」
みたいに言われるかもしれないけれど、
(実際には言われたことないけど、今でも思う人はいるのかな)
僕もそれはわかっている。
実際に、自分で稼ぎ始めて数ヶ月。
まだまだだと言われれば、そうかもしれないけれど、
人から言われて、「そうなのか」と納得できるほど、
僕は、素直じゃない。
結構、頑固な方だと、自分でも思っている。
僕は、お金をたくさん稼ぐよりも、自分らしく生きたい。
だから、「自分らしく生きる」ためのお金さえあればいい。
そう考えると、「本屋」が単体で継続できることはどうでもよくて、
「加藤翼」の生活が、その経済が回っていれば、それでいい。
そもそも、お金がたくさん稼ぎたければ、
都会の大手企業に就職している。
(都会の大手企業に就職する人が皆、
お金を稼ぎたいと思っていると決めつけているわけではないです)
でも、僕は、
仕事と暮らしを分けたくなかったし、
自分のすべての行動を「生きる」ことと結びつけたかった。
食うために働くのではなく、
ましてや、働くために食うのではなく、
生きるように食べ、
生きるように働き、
生きるように眠り、
生きるように暮らす。
いい意味で、公私混同させたかった。
総じて、「生きていたい」と思った。
「儲かるからやること」は、誰かがやっている。
「儲からないけど、好きだからやること」に、自分らしさが出る。
そう思っている。
と、いう訳で、
生きるように、本屋を開きたいと思ってます。
まずは、7月末に出店してくるので、
それまでに開けたらいいなぁ。
第5回 ELEVEN VILLAGE 文化祭キャンプ (7/28,29 @岡山県高梁市)
興味のある方、よかったら温かく見守ってください。
つばさ