2019年の抱負に代えて。
遅ればせながら、
明けましておめでとうございます。
2019年。
どんな一年にしたいかなぁと、
2018年を振り返りながら、
考えていました。
ちなみに、
去年は「暮らしに向き合う」でした。
2018年
「晴れ」舞台を憧れ続けるのでなく、
陽の当たらぬ日々の「暮らし」を、
大切にしていこうと思っていました。
それから、1年経った今。
とにかく、必死に喰らい付いてきました。
仕事も暮らしも、
すべてが新しいなかで、
できる限り挑戦してきたつもりです。
もちろん覚悟を持って、飛び込んだ世界です。
けれど、まともに運動もしてこなかったのに、
自分に林業が続けられるのか。
やっぱり、そんな不安も
心の隅には常にありました。
それが、どうにか、9ヶ月間。
大きな怪我なく、やりきることができた。
そのことは、ちょっぴり自信になってます。
2019年
さて、2019年。
いま、思うことは。
必死すぎても、ダメだなぁということ。
なぜかというと、
細部に気を配ることができないから。
林業という仕事は、
とにかく「観察力」と「想像力」だと感じていて。
見るもの、聴くもの、触るもの。
それらをつぶさに観察し、
以前との変化に気づき、
なぜ起こったか、原因を分析する。
あるいは、これから起こる結果を想像する。
それが大事だと。
その繰り返しの先に、
質の高い仕事ができて、
美しい山ができるのだということ。
あるいは、
安全な仕事ができて、
毎日無事に家に帰ることができるのだということ。
そんなことを、
1年間やってきて、感じました。
だからこそ、
今年は、ひとつひとつを丁寧に。
慣れてきてしまったものを、
もう一度見つめ直して、
さらなる高みを目指すこと。
そのために、
心と身体を余裕を持って、
五感を研ぎ澄ませ、
日々を送ること。
そんなことを抱負に代えて、
今年一年、またがんばろうと思います。
仕事始めの日に、近くの神社へお参りを。
今年も無事に過ごせますように。
今年もよろしくお願いいたします。
つばさ