僕は世界を変えたいんじゃない。世界を変える過程で、自分を変えたいんだ。
こんにちは。つばさです。
自分のやりたいことを見つめ直す、この頃。
半年前の気づきを、改めて振り返り。
東北でのインターンが、半年ほど終わった頃に書いたこと。
これは、みんな共感してくれるのか。それとも人によって違うのか。
一人一人聞いてみたいなと思います。ので、よければメッセージください。
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社会を変えたい。
世界を変えたい。
確かに、そう思うこともあるけれど、
やっぱり僕は、自分を変えたいのかなぁと感じる。
今の社会に、今の世界に、違和感を感じる。
でもその違和感というのは、社会や世界にだけ存在しているのではなくて、
それは自分自身の中にもあり、自分自身に対しても違和感を感じている。
違和感というのは矛盾。
「こうあるべき」という理想からかけ離れて存在する、「こうである」という事実。
自分の中にも、なりたい自分がいて、
でも、まだそうはできていない自分も認識していて、
外では理想の世界を夢に語りながら、
内ではそれを目指す過程で自分を変えたいと思ってる。
結局僕は、最終目的には自分がいる自己中心な人なのだなと実感する。
悪いことではないとは思うけれど、自分の中でストンと落ちる感覚を覚え、そうなのだろうと納得する。
僕は、効率を一番のモノサシに測る世界を変えたくて、
みんながつながりを一番大事にできる世界を夢見ている。
というのは、僕は人を幸せにするのはお金や肩書きや外見ではなくて、
人を幸せにするのは、信頼できる仲間だと思っているからなのだけど、
だから今の資産や学歴や地位で評価される世界に違和感を覚える。
けれど、自分自身、まだつながりを一番大事に生きていけてはいなくて。
お金持ちを見て羨ましがり、
学歴を褒められて嬉しくなり、
高身長イケメンを見て嫉妬する。
人の肩書きによって態度を変え、
自分の能力を自慢し、
相手に勝って優越感を得ようとする。
そんな矛盾を内包し、悩み、時に負けながら、
でもやっぱり少しでも理想に近づきたくて、
努力を続けなきゃと自分に言い聞かせてる。
そんなこんなで就活から逃げ、
大学を休学して、
東北のNPOで働き、
一次産業の世界に触れた。
感じたのは、農業漁業は一つのモノサシで衰退した産業であるということ。
効率を求めるあまり、国内の一次産業従事者は驚くほど減っている。
ただ一方で、一次産業の可能性も感じた。
それは、何よりもつながりを感じられる産業だということ。
一次産業によって生み出される食べ物は、他の命を奪うという行為によって得られ、
またそれは、他の人の命を根幹から支えるものとなる。
さらにはその生み出される過程には、畑や海という自然と密接に関係する。
これほど他の生命、他の人の命、共生すべき自然と密接につながる産業はない。
そう強く感じた。
そう感じたら、もっとこの世界に浸かりたいと思った。
それは僕の、なりたい自分に近づけるのではないかと思うから。
その自分を核に、社会を、世界を、変えていけるのではないかと思うから。
「自分の大切だと思うことを、大切にしながら生きていくこと」
その方法を見つけるために、また改めて気を引き締めていきます。
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さて、日々、精進。
つばさ
tsubasakato.blog@gmail.com