つばさの軌跡

京大卒。新卒の2018年春、鳥取県智頭町に移住し、社員2名の林業会社に就職。林業家を志す。働くこと、食べること、寝ること、話すこと、住むこと...。自分の人生の時間を分けることなく、暮らしの所作、その一つ一つに丁寧に向き合って、精一杯生き抜くことが目標。

2019-01-01から1年間の記事一覧

「自然」とはなにか ー「森」の考察 その3

これまで「森」の話をしてきたが、 「森」の分類する、また別の見方を。 「自然」というものについて考えてみたいと思う。 これも「森」と同じように、当たり前のように使われながら、 定義が曖昧だったりする。言葉とは、そういうものだけれど。 僕が林業を…

スギ林・ヒノキ林は、山地にある「畑」

前回、スギ・ヒノキの人工林を「森」と 表現することへの違和感を描いてみた。 tsubasakato.hatenablog.com そう考える背景には、 僕は「人工林はあくまで畑に過ぎない」と感じるからである。 日本は山の多い国だ。 国土の約7割が「森林」だと言う。 そこで…

「森」という曖昧なもの

「言葉」というものは全般がそうだけれど、 日本語における「森」という言葉は意味が広い。 屋久島の自然だって「森」だし、 智頭の人工林だって「森」と呼ぶ。 一説では 「森」は自然に生えたもの(木々が「盛る」様子から)、 「林」は人の手で植えたもの…

自分の行動を、ボケとツッコミでわけてみる

今年の春から、通信制の大学に入った。 これはボケてるなぁと思う。 本屋を始めて、自分の本棚を人に見せるようになった。 これもボケてるなぁと思う。 一方で、本棚を見せながら、人の反応をうかがう。 これはツッコミだなぁと思う。 あるいは、ブログを書…

暮らしを「エンタメ」に、変えていく。

世は、共感の時代。 モノに溢れ、サービスが充実し、 お金によって価格づけされた対価を支払えば、 生活には支障がない。 そのなかで見直されるのが、 「心」の領域。 お金を払っても、 手に得難いものが、 相対的に価値が上がっていくのは、 確かにそうだろ…

誰かを助けるために、まず自分の足で立とう。ずっとじゃなくていいから。

あまり感情を表に出すタイプではないけれど、 「人」というのが、結構好きで、 特に、いままで僕と出会い、 関わった友人、先輩、後輩、みんな、 少しでも明るく生きていてほしいなと思うし、 逆に、ネガティブになったり、 悪いことが続いて、 どうしようも…

2019年の抱負に代えて。

遅ればせながら、 明けましておめでとうございます。 2019年。 どんな一年にしたいかなぁと、 2018年を振り返りながら、 考えていました。 ちなみに、 去年は「暮らしに向き合う」でした。 tsubasakato.hatenablog.com 2018年 「晴れ」舞台を憧れ続けるので…