つばさの軌跡

京大卒。新卒の2018年春、鳥取県智頭町に移住し、社員2名の林業会社に就職。林業家を志す。働くこと、食べること、寝ること、話すこと、住むこと...。自分の人生の時間を分けることなく、暮らしの所作、その一つ一つに丁寧に向き合って、精一杯生き抜くことが目標。

「The Life Book」第一弾:『都市と地方をかきまぜる』

人生を創る、本との出逢い「The Life Book」

第一弾を更新しました。

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「最高の一冊を選ぶなら、どの本か」と聞かれたら、

僕はこの本を選びます。

僕の思考の源泉は、ここから来ていて、

僕が林業の道を志したのは、この著者に出会ったからです。

 

「やりたいことが見つからない」

「生きる実感が湧かない」

「日々頑張っているけれど、何かもやもやする」

 

そんな人に読んでほしい。

僕と同年代の人たち、できればみんなに読んでほしい。

社会に出て、働いて、少し疲れてきた人に読んでほしい。

この本に出会った時の僕が、そうだったから。

 

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約2年半前、都会への就活が嫌になって、地方に行きたくなって、

でも何したらいいかわからないし、

何がしたいのかもわからないし、

そもそもなんで都会が嫌なのかわからないし、

地方に何があるかもわからないし。

とにかくわからないことだらけで、知識も経験もなくて、

このままじゃダメだ、とだけ漠然と感じていた時期。

そんな時にたまたま出会って、講演を聞いていたら、

あっという間に引き込まれて、2時間メモの取りっぱなしで、

それでも書ききれなくて、聞き終わった後は心が熱くなって、

その場で「インターンとかしてませんか?」って聞いて、

そのまま休学して、1年間東北で生活することになった。

それが、僕の人生を変えるきっかけになった。

そんな出逢いでした。

 

頭で考えて、悩んでいるばかりでなく、

現場へ行って、身体で感じたことを大切に。

社会を批判してばかりいても、何も変わらない。

皆が「個人」となった現代社会では、皆が共犯者なのだから。

自分で現場に行き、経験を重ね、共感し、参加すること。

課題を解決する側に回ること。

それをしたくて、京大を出て、森へ行き、

自分の暮らしを創ることを決意しました。

 

単なる「地方創生」論などではなく、

いまを生きること。生き抜くこと。

その本質に言及した本です。

タイトルは『都市と地方をかきまぜる』

 

詳しくは、下記のサイトを覗いてみてください。

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